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前回の更新からかなり間が空いてしまった。申し訳ない。

修学旅行から帰還して1週間ほど経つが、今回はまず学校に提出せねばならなかった作文を全文載せるとしよう。
こちらはどうでもいいので、読み飛ばしても構わない。

お題は「カナダ修学旅行に参加して

カナダ修学旅行に参加して、実に有益な体験をすることができたのは言うまでもありません。しかも、社会も文化も言語もまったく違う地での経験は、日本でのものとはまた違うものであったと思っています。すべてが初経験だったといっても過言ではありません。
さっそく二日目にはさまざまなカナダの大自然に触れることとなりました。
はじめにレイク・ルイーズですが、これほどエメラルド色をした美しい湖は、他では見ることはないだろう、というくらいの感銘を自分に与えました。また、澄んだブルーの色をしたボーレイクは、見ていると何か心が洗われるような錯覚を覚えるほどでした。
そのボーレイクに行く途中に見たクローフットと呼ばれる山の壁の氷河には、まずその規模の大きさに驚嘆してしまいました。しかもその場にカラスがいたので、あのときは非常に運がよかったと思っています。
広大な氷河であるコロンビア大氷原では、そこまでたどり着くのは少々大変なところもありましたが、その末に目にした光景は、また格別なものがありました。これが自然の力なのか、はたまた奇跡なのか。そのようなことを思わせるようでした。同時に、我々が地球温暖化によってこの雄大な氷河に年々ダメージを与えてきているという事実とも対面するところでもあったように思います。
その次の日にはバンフを出る前に、ボウ滝を見ることになります。ボウ滝はそれほど高さのある滝ではありませんが、しかし低いながらも、どこか魅力を感じるところがありました。
これらのようなカナダの大自然は、写真では伝わり得ない、現地でしか堪能することのできないものがまた数多くあったと思います。
次に、修学旅行の大きなイベントとも言える学校交流ですが、相手方はどんな生徒だったのかといえば、実に友好的な感じの生徒で、日本での主流な文化の一つである折り紙に大変興味を持っているようでした。そして英語を使っての会話には、ぎこちない部分がただありましたが、自分の表現が相手に伝わったときの喜びは計り知れません。その相手方との体験授業では数学を受けました。そこでやった内容としては、いわゆる四目並べなど、日本でやるようなものを教えたりしました。四目並べは日本の文化の一つでもあります。遊び方を説明するのにも、自分のなけなしの表現力で何とか伝わったときには、やはり喜びを実感することとなりました。最後に別れるときには、日本の心である折鶴を十羽つなげたものをプレゼントとして差し上げました。相手方も非常に喜んでいたようで、周囲にも見せびらすほど気に入ってくれていたようでした。このように日本の心を受け入れてくれたので、自分にとっても、意義のある交換会であったと確信しています。
そして最後に、バンクーバー市内研修。まずそこで気になったのが、その辺りにある標識や信号などの交通設備です。日本のものと違っているようで似ているのは当たり前のことですが、一番印象的なのが、信号が変わるのがどの場所でも早かった、ということです。
その他にも日本ではできない、さまざまな発見をすることになりました。まず見渡す限り高層建築物などが多数あり、まるで東京の大都会を連想させる風景でしたが、やはりそれとはどこか違う雰囲気を感じることができます。この感覚は日本国内では絶対味わうことのできないものだと思っています。そして市内の店で土産品を購入する際にも、些細でもコミュニケーションをとる機会に恵まれました。英語を話す能力の向上云々はともかくとして、自分の意思が相手に伝わったこと自体にとても満足しています。
今回の修学旅行では、カナダの大自然に触れ、そして自国とは異なった文化や習慣などを体験できる、とても有意味なものであったと、今でもそして生涯ずっと思い続けることでしょう。このような機会を与えてくださった先生方や両親や旅行会社の方々等に心から感謝の意を表さなければなりません。


これが今日提出した作文の内容である。ざっと原稿用紙4枚半合計数時間で作文・清書したので、かなりいい加減な文になっているかもしれない。
一応学校に出す公的な文書という意識をもって書いているので、ほとんどキレイごとで埋め尽くされている。だいたい99%ぐらい。

とすれば当然この中には、ウソは含まれてないにしても、ホンネの出ていない部分がかなりあったりする
そりゃそうだろう。ホンネをそのままポンと出せば、何をどこで突っ込まれるか分かったもんじゃない。

実際、言葉遣いの悪さ誤字脱字で、原稿に付箋を貼られて訂正を求められている生徒が多数いる。クラスでは最大21枚も貼られた生徒もいる。
彼らがホンネを曝け出しているかどうかは謎だが、ともかく悪しき文章を教師の前に差し出そうものなら、このように即突っ返されてしまうのである。
そしてほとんどの場合、ホンネを書き連ねれば間違いなく悪しき文章とみなされる作文になりかねない。特に自分の場合は。

要は学校側が求める作文に仕上げる必要があるのだ。
そのためには、キレイごとだろうがなんだろうが、とにかく物事を肯定しまくる。
その結果、上の作文はすんなりと通った



以下からは、修学旅行でのホンネを全てブチまける



まず、飛行機。航空会社はエアカナダなのだが、なぜか2組だけが日本航空を使っている。ここからすでに謎である。
それはどうでもいいが、エコノミークラス症候群というように噂には聞いていたが、あの席があれほど不快だったとは思いもよらなかった。

シートが硬いとかいう話ではなく、とにかくその場では生徒が鮨詰めのごとく座らされているという状態なのである。
シートを後ろに倒そうと思っても、後ろには生徒がいるから気を使ってしまうので、それが出来ない。
すなわち、寝るときは座ったままの体勢で寝ることになる
これは意外に苦痛だった。脚はむくんでくるし、少しでも運動しなければ体中が凝ってくるのだが、当然機内でチョロチョロ動き回るわけにはいかないので、トイレに行くことぐらいしか運動する機会がない。
それでも3回ぐらいトイレに行けば、機内での運動不足は解消される。

ということで、エコノミークラスの席は自信をもっておすすめすることはできない。あの精神的肉体的苦痛
別にエアカナダを責めているわけではないが、次回飛行機に乗るときは、是非ともビジネスクラスを。


成田空港からバンクーバーまではセキュリティーが甘いらしいのだが、バンクーバーからカルガリーとその逆、バンクーバーから成田空港までのセキュリティーが厳しい。
事実、カルガリー空港で色んなものを没収されている生徒が多数いた。
成田空港では無かったが、バンクーバーとカルガリーでは金属探知機を体中にかざす、という検査をしていた。それが、セキュリティーの厳しさの違いというものであろう。

没収される対象物の例としては、まず液体類
これは目薬だろうがコンタクトレンズの保存液だろうがメープルシロップだろうが、みんな取り上げられる。
他には刃物類電源の入らない電化製品など。
こういったものは全て没収されてしまうのだ。
ちなみに自分はなにも没収されずに済んだ。そういえば手荷物のカバンに土産品の爪切りが入っていたような気もするが、そんなことは気にしない。


そういうセキュリティーを通過した上で、カナダの大自然に触れるわけだが、とにかく日本とは規模が違う。
あのカナディアン・ロッキーの雄大さ。さすが日本の27倍の領土をもつカナダだ、といったところ。
本当は写真のほうを載せようと思ったのだが、今のところまだ用意できていない状態。本当に申し訳ない。
是非今後の記事の付録としてその写真を提供したい。


カナダでの食事に関して言えば、とりあえず日本人の口に合わなかったものが多かったと思う。
すくなくとも自分の口には合わなかった
では、あなたは焼いたサーモンの上にパイナップルの小片がちりばめられている料理を口にするだろうか。
実際にそれが出されたのだが、中には火が完全に通ってなかったものもあったという。一体これはどういうことなのか。

しかも、食文化が当然違うので、箸はなく、ナイフとフォークで食べることになる。
これだったら箸を使うだろうという料理にさえ、ナイフとフォークを駆使する。
しまいには蒸しパンにまでそれらを使う始末。


この修学旅行には、学校交流プログラムというものが組まれていたのだが、要するに現地の学校に行って色々なことをやるわけである。

そこで現地の生徒1人とペアになり、文化交流をしたりする。
その学校でとった昼食はハンバーガー。
これは日本で普通に売られているモノより遥かにマズかった。毎日こんなものを食べているのかと思うと、ついつい現地の生徒の味覚を疑ってしまう。

そして最後にはプレゼントの交換会。
学校側によれば確かに交換会らしいのだが、こちらは折鶴を十羽重ねた十羽鶴紙風船をプレゼントしたのに、結局向こうからは何ももらえなかった。これは果たして交換会というのだろうか?
いや、そんなことはない。前々から交換会のために日本らしいささやかなものを用意しておくようにとのことでわざわざ用意したものなんだが、これでは単に一方的に日本らしいものを貢いだだけなのであって、交換会ではなかったと今でも思う。
ここで得た教訓は、

相手にモノをあげるときは見返りを求めてはいけない。



バンクーバーでの市内研修では、日本では出来ないさまざまな発見があった。

例えば、スターバックスというコーヒーショップは日本にも見かけるが、カナダのスターバックスの紅茶はものすごくマズイということを、同じ班員の一人が言っていた。
その残った紅茶の匂いをかぐと、確かに香りからしてヤバい
甘いのかそれともすっぱいのか分からないような、それでも甘酸っぱいという表現をしてはいけないような、そんな感じのものだった。
ちなみにその生徒は、口直しに水を買っていた。1本250円するやつを。

こういった面白い発見が外国ではできるのだ。

あなたも是非、カナダへ行ってみてはいかがか。
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2006/11/10 (金) 10:14:17 | | #[ 編集]


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